群動詞〜英文法の解説

動詞が前置詞や副詞と結びついて、ひとつの動詞と同じ働きをするものを群動詞といいます。群動詞はネイティブもよく使う自然な表現です。いくつかの単語がまとまって、それ全体で動詞の働きをします。ひとつひとつの単語からは意味を推測することは難しいので、決まった形でしっかり覚えるようにしましょう。
※)このページでは、すでに中学英語を理解している人に向けて、文法の解説をしています。中学英語が理解できていない場合は、あらかじめ、「基本にカエル英語の本(スリーエーネットワーク)」「もう一度中学英語(日本実業出版社)」「眺めてわかる英語の本(あさ出版)」のいずれかを読んでおくことをお勧めします。

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自動詞+副詞

「自動詞+副詞」で、ひとつの自動詞の働きをする群動詞があります。
例を挙げると、自動詞breakは「break out」で、「突然発生する、勃発する」という意味で使われます。

A fire broke out at the restaurant last night.(昨日の夜、そのレストランで火事が起こった。)

他の例としては、自動詞takeは「take off」で、「(急いで)帰る」という意味で使われます。

Mary just took off in a hurry.(メアリーはたった今急いで帰った。)

この他にも、「go out」(散歩する)、「come together」(集まる)、「go around」(みんなに行き渡る)、「look down」(下を見る)など、たくさんの群動詞があります。

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自動詞+前置詞

「自動詞+前置詞」で、ひとつの他動詞の働きをする群動詞があります。
例を挙げると、自動詞callは「call on+(人)」「call at+(場所)」で、「〜を訪ねる」という意味で使われます。

I called on my grandmather yesterday.(私は昨日祖母を訪問した。)

他の例としては、自動詞getは「get off」で「(乗り物などから)降りる)」という意味で使われます。

We get off the train at the next station.(私たちは次の駅で電車をおります。)

この他にも、「meet with」(〜に遭遇する)、「run to」(〜まで続いている)、「look at」(〜を観察する)、「set about」(〜を始める)など、たくさんの群動詞があります。

他動詞+副詞

「他動詞+副詞」で、ひとつの他動詞の働きをする群動詞があります。
例を挙げると、他動詞bringは「bring up」で、「〜を育てる」という意味で使われます。

Nancy was brought up in Mexico City.(ナンシーはメキシコシティで育った。)

他の例としては、他動詞putは「put on」で「〜を身につける」という意味で使われます。

Tom put on his coat.(トムは上着を着た。)

この他にも、「carry out」(〜を遂行する)、「bring off」(〜を実現させる)、「call up」(〜を招集する)、「hold over」(〜を持ち越す)など、たくさんの群動詞があります。

自動詞[他動詞]+副詞+前置詞

「自動詞[他動詞]+副詞+前置詞」でひとつの他動詞の働きをする群動詞があります。
例を挙げると、自動詞goは「go in for」で「(競技など)に参加する」という意味で使われます。

Many women went in for the triathlon.(多くの女性がトライアスロンに参加した。)

他の例としては、他動詞getは「get across to」で、「理解させる、伝える」という意味で使われます。

Robert got his opinions across to them.(ロバートは持論を彼らに分からせた。)

この他にも、「look up to」(〜を尊敬する)、「run out of」(〜を使い果たす)、「put up with」(〜を我慢する)「go along with」(〜に賛成する)、「look down on」(〜を見下ろす、軽蔑する)など、たくさんの群動詞があります。

群動詞はとにかく熟語として決まったフレーズで覚えるようにしましょう。この群動詞をうまく応用できるようになるなら、英語力もかなりアップするでしょう。

(文責:T)

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