前置詞のby〜英文法の解説

このページでは、前置詞のbyの用法を説明しています。 前置詞のbyの用法がわからなくなれば、このページを読んでみてください。
※)このページでは、すでに中学英語を理解している人に向けて、文法の解説をしています。中学英語が理解できていない場合は、あらかじめ、「基本にカエル英語の本(スリーエーネットワーク)」「もう一度中学英語(日本実業出版社)」「眺めてわかる英語の本(あさ出版)」のいずれかを読んでおくことをお勧めします。

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前置詞のbyの用法

by は英語を良く知らなくても使うことが多い前置詞ですね。トイレの落書きなんかにも、by〜○○なんて使われていたりします。そんな低俗な使われ方をされていても、あらかた間違いではないのです。このように by〜と使うことによって、「〜によって」とか「〜から」という表現になるからです。この用法が by の一般的な用法と理解されています。

受動態の文の場合、その動作主を表すこともあります。このbyの用法は、主に位置関係を表す、「〜のそばに」という意味でしたが、今ではその他の用法が一般的に使用されています。

まずは位置関係を示す表現法を見てみましょう。
例えば、これらの文では、「すぐそばで」という意味合いになり、near よりもさらに近い場所を指します。

I lived by sea. (私は海辺に住んでいた。)
I walked by Nancy. (ナンシーのそばを通りかかった。)

ここで注意点です。場所が特定の地名の場合は、この by は使えません。 その場合は near を使いましょう。
例えば、下記のようになります。

I lived by Osaka. ←これは正しくありません。
この場合は、I lived near Osaka. (大阪の近くに住んでいた。)

次に、by が一般的に用いられる表現である、手段や方法を表現する方法についてです。前述したように、「〜によって」と表現する例文です。

Please send it by air mail. (エアメールで(によって)送ってください。)
We arrived at the station by taxi in the morning. (私たちは午前中、タクシーで(によって)駅に到着した。)
Recommended by Microsoft. (マイクロソフト社により推奨されている。)

さらに、「〜時までに」、とか「〜日までに」といった特定の期限を指して使うこともあります。
このとき、until の使い方と混同しないようにしましょう。
until は、「〜時まで(ずっと)」、「〜日まで(ずっと)」という意味です。「ずっと」という時間の継続性を表すのが、until で、「までに」という時間のリミットを設定してるのが、by なんです。
例えば、この違いが分かりますか?

I have to be here till (until) next Monday. (私は来週の月曜日までここにいなければならない。)
I will be here by next Monday. (私は来週の月曜までにここに来るつもりだ。)

同じ月曜日という時間でも、until はその日までの期間を表し、by はその日まで、という時間の期限を表しています。

(文責:T)

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