進行形にできない動詞（思考状態を表す動詞）〜英文法の解説
日本語で「〜している」の形になっていても、進行形にできない動詞もあります。
では、どの動詞が進行形にできないのでしょうか。例示すると、以下のものが挙げられます。
・be動詞
・継続状態を表現する動詞 例えば、belong（所属している）、resemble（似ている）、contain（含んでいる）など。
・知覚や感情などを表現する動詞 例えば、see（見える）、hear（聞こえる）、feel（感じる）、like（好き）、love（愛している）など。
・思考を表す動詞 例えば、remember（覚えている）、know（知っている）、believe（信じている）など。
ここでは、思考状態を表す動詞について説明します。
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思考状態を表す動詞
例文を挙げます。
「わたしは彼のことをとても良く知っています。」
この場合、どう表現するのが正しいでしょうか？
（×）I am knowing him very well.
これは間違いですね。
know は知っているという状態です。ですから進行形にすることはできません。
正しくは、以下です。
（○）I know him very well.
同じように、I remember his phone number.（わたしは彼の電話番号を覚えています。）という表現も、I am remembering…という使い方はしません。
現在形と現在進行形、それぞれの正しい使い方を見分けていきましょう。
（文責：T）
