現在の状態を表現するための現在形〜英文法の解説
現在形が使われるのは、以下の3つのケースがありました(cf:現在形)。
<現在形が使われる3つの場合>
・現在の状態を表現するための現在形
・現在の習慣的動作を表現する現在形
・普遍的な真理や事実、一般的な事実などを表現するための現在形
ここでは、このうちの1つ、現在の状態を表現するための現在形について詳しく解説します。
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現在の状態を表現するための現在形を詳しく解説
まず、例文を3つ取り上げて見ましょう。
I know his father. (わたしは彼のお父さんを知っています。)
I want a new camputer. (わたしは新しいコンピューターが欲しい。)
I feel cold. (僕は寒気がする。)
これら3つの例文はそれぞれ、現在の状態を表現していますが、さらに詳しく分けるなら、一般的な状態、心理状態、知覚・感覚の状態を表現しています。
一般的な状態を表す動詞には、be (〜である)、belong (〜に所属している)、have
(〜を持っている)、own (〜を所有している)、contain (〜を含んでいる)、resemble
(〜に似ている)、remain (〜ままである) などが挙げられます。
次に、心理的な状態を表現する動詞を挙げてみましょう。
believe (〜を信じる)、enjoy (〜を楽しむ)、know (〜を知る)、forget
(〜を忘れる)、remember (〜を覚える)、like (〜を好む)、love (〜を愛する)、think
(〜と思う)、understand (〜を理解する、納得する)、want (〜を欲しがる)などです。
最後に、知覚や感覚の状態を表す動詞を見てみましょう。
feel (〜を感じる)、see (見る)、hear (聞く) などの動詞を挙げることができます。
このような状態を表現する現在形の文によって、好みや趣向を表現できます。
なぜなら、その瞬間に気に入ったり、好きになったりしたものではなく、長年の好みを表すからです。
My father likes jazz music very much. (わたしの父は、ジャズがとても好きだ。)
(文責:T)