前置詞のin〜英文法の解説

このページでは、前置詞のinの用法を説明しています。 前置詞のinの用法がわからなくなれば、このページを読んでみてください。
※)このページでは、すでに中学英語を理解している人に向けて、文法の解説をしています。中学英語が理解できていない場合は、あらかじめ、「基本にカエル英語の本(スリーエーネットワーク)」「もう一度中学英語(日本実業出版社)」「眺めてわかる英語の本(あさ出版)」のいずれかを読んでおくことをお勧めします。

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前置詞のinの用法

この in は、私たちの生活の中に非常に馴染みのある前置詞ではないでしょうか。
よく、Mede in Japan という表記を目にしますね。
このように、in には、「〜の中に」という基本的な意味があり、多くの用い方も、この意味から派生しています。
in の用法としては、位置、期間、人や物の状態、方法・手段や範囲、形状、外見の様子、などを表します。

まず、位置を表す in の用法を見てみましょう。
in〜、で、「〜の中に」という意味になります。この場合、in が表現する位置や場所に、広さや規模の制限はありません。
例えば、 in the closet. (クローゼットの中) という表現や、in the whole world. (全世界で)、というように、広さに関係なく使えるのです。
幾つか例文を挙げてみましょう。

Show me what you have in your desk. (机の中のものを見せなさい。)

なにか、良からぬものを机の引き出しに隠してたんでしょうね。お母さんに見つかってしまいました・・・。そんなときに、お母さんからこのように言われます。 in your desk. で(机の中)という意味になるのです。
また、次の例文も見てみましょう。

I have never played in such a huge hall as this. (これほど大きなホールで演奏したことは今までない。)

机の中という、限定的な場所から、大きなホールという広い場所まで、場所の大きさや広さに関係なく、in を使うことができるのです。

また in〜 という表現の場合、〜は、固有の場所や地域を表すことはありません。先程も書いた、Made in Japan. という使い方ですが、例えば、洋服のタグに、そのように明記されていたとしましょう。日本のどこの工場で作られたか、ということは分かりません。東京の工場かもしれませんし、北海道の工場、もしくは九州の工場かもしれません。特定の場所は分かりませんが、日本で作られた、ということは分かる訳です。このように、場所が特定されない、広い場所や地域を指して表現する場合には in を使用します。
一方、場所が特定されている場合は、 at を使います。
例えば、以下。

My office is located at the Roppongi Hills. (私の事務所は、六本木ヒルズにある。)

六本木ヒルズとは、特定のビルのことですね。
ですから、この場合は、in the Roppongi Hills. ではなく at the Roppongi Hills. になるのです。
ですから、in は、at に比べ、比較的広い場所、広範囲な地域に用いられると覚えておきましょう。
例文を挙げてみます。

There is only one large river in this country. (この国には大きい川は一つしかない。)
We have two branchs in Singapore. (我が社はシンガポールに2つ支店がある。)

次に、in を用いた、時の表し方を見ていきましょう。
この場合も、時を示す at と使い方が似ていますが、時に関して、より限定的なのが at 、ざっくりとした区分で表せるのが in と覚えると分かりやすいでしょう。
例えば、以下の例文に着目してください。

This train is departs at 10:35a.m. (この電車は午前10時35分に出発します。)

電車が出発する時刻は午前10時35分という限定的なものですから、at を使います。
このように、「時刻」を表現する場合は、at なのです。
では次の例文です。

Poul said he would visit us in the morning. (ポールは午前中に来ると言っていた。)

この状況では、朝の、何時何分にポールが来るのかはっきりしたことは分かりませんが、ざっくりした区分、つまり午前中という区分で来ることは分かります。
このように、in はある程度の幅のある期間を示すのに使われます。例えば、午前・午後・夕方などの区分です。
しかし、一つだけ例外のルールがあり、夜に関しては、at night という表現になります。

時間を表す in の用法は他にもあります。
「今から〜の後に」とか、「〜が経過して」という表現になることもあります。
例えば、以下の形で使うことができます。

The pizza will be ready to eat in three minutes. (あと3分でピザが焼き上がります。) 
He will came back to Japan in a month. (彼は一ヵ月後に日本に帰ってきます。)

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次に、in を使って、人や物の状態を表現してみましょう。
このようなときに in を使うと、「〜という状態で」という意味になります。 〜という状態の中にいる、という意味合いから派生して、そのときの心理状態や、現状などを表現できるのです。

例えば、以下です。

I feel in love with Shanty. (私はシャンティに恋している・・・)

この場合、in love で 愛という感情の中にいる、つまり、恋している、という心理状態を表すのです。

また、現在継続している状態を表すのにも in を用います。
例えば、モデルが自慢のスタイルをキープするために、太らないよう節制を心掛けています。
このような文になります。

I aiways try to keep in slim proportion. (私はスリムなプロポーションを保つよう心掛けている。)

簡単に説明すると、何かにハマッていう状態や夢中になっている状態、これは in で表現できるんですね。

また、その他に、in を用いて、手段や方法、範囲なども表現できます。
この場合は、直訳では、「〜で」、「〜において」という意味になります。
例文を挙げます。

You go to Tokyo in two ways : plane or train. (あなたには東京に行く方法が2通りあります。飛行機か電車です。)

この場合、by two ways. と訳したくなりますが、two ways は名詞ではないので、in two ways. になるのです。

その他、in は、形状や外見を表現する用法で用いられることもあります。
「〜という形で」、とか、「〜をなして」、また、「こんな洋服を着た」、といった表現になります。
その場合は、このような文になります。

There were many people wating in line. (多くの人が列になって待っていた。)
All the students were asked to sit in a circle. (生徒は全員、円になって座るよう言われた。)

また、外見や服装などを表現する場合の例文です。

The boy over there in a white jeans is George. (向こうにいる、白いジーンズを履いた男の子がジョージです。)


(文責:T)

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